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世界的チェリスト、マリオ・ブルネロのインスピレーションあふれる指導のもとに、1994年より集まり研鑽を重ねる北イタリアのベネト地方出身の20名余の演奏家を中心とする弦楽オーケストラ。
“Musica sopra ogni cosa”(何よりもまず音楽)とは、ヴェルレーヌの言葉であるが、ブルネロとイタリア弦楽オーケストラは当初よりこの精神を体現している。
メソッド、スタイル、よく整った音色、繊細で生き生きとした表現が、このオーケストラ・ダルキ・イタリアーナの音楽へのアプローチと彼等のレパートリーの特徴である。彼等のレパートリーは17世紀の音楽から現代音楽に至る、数世紀間に渡る。オーケストラは室内アンサンブルの拡大したものであるという原理に基づき、彼等は室内アンサンブルのスタイルで演奏し、また室内アンサンブルの為に書かれた楽譜を使用して演奏する。既に数多くのイタリア国内及び国外での名声の高い音楽イベントに参加しており、バシュメット、ムローヴァ、グートマンほか数多くの著名な指揮者、演奏家と共演している。2000年11月には、アジア各国で公演を行い、日本にも初来日し絶賛を博す。2000/01シーズンにはブルネロはじめ、ソリマ、メイヤー、ルケシーニなど、注目すべきアーティストと新しいプログラムでコンサートを行う。2003年3月、ブルネロと来日し好評を博すなど、世界で活躍している。
CDには、イタリアのフォニット・チェトラ社より発売されたショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲、ブルネロの指揮とチェロで「イタリア」「古典」「フィルム」をリリース。
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