互いに触発しあいながら、変化し、発展した音楽と文学。
両者が濃密な関係を持ちながら展開した19世紀ロマン主義をはじめ、
音楽の源泉である詩や、音楽と共に語られる物語など、
多彩に花開いた音楽と文学の豊かな関係に、様々な角度から光を当てます。




© Kijuro Yahagi



写真撮影/竹原伸治




第18回豕?硫?gt;音楽祭2002は、「音楽と文学」をテーマに、7月2日から27日まで約3週間にわたって開催され、いくつかの公演は売り切れになるなど、盛況の中に終了した。
ベルリオーズ《幻想交響曲》とその続編《レリオ》を本音楽祭初登場の小澤征爾指揮、新日フィルの演奏で開幕。

詩と音楽が見事に融合したスナイダーのポエトリー・リディング、ロシアの詩人アイギと作曲家グバイドゥーリナの対談とコレギウム・ヴォカーレのコンサート、《冬の旅》の原曲とツェンダーの編曲版との対比、大人と子どもが共に楽しめた岸田今日子の僖妊?鵐肇?gt;、江守徹の渾身の朗読によるぅ離奪?Ε◆璽妊?gt;他、の朗読も感動を与えた。

?椶硫山擇畔験?gt;3公演では、伝統の技を湛えた琵琶競演、吉増剛造の衝撃的な朗読、作曲家・猿谷紀郎の音楽祭委嘱新作初演、また、イランの伝統と現代の姿が提示された巨匠アリーザーデの初来日公演、アファナシエフ選曲によるプルーストの音楽的イマージュによる室内楽の夕べ、東西の詩人が集い、その視座を忌憚なく語るシンポジウムや、鼎談疋ぅ腸山擇砲?韻詈験慇?gt;など、様々な角度から「音楽と文学」の豊かな関係が提示された。

また、今年初めての試みとして、テーマに相応しいステージを公募し、参加・関連企画として実現した。

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アリオン音楽財団では、今回の第18回音楽祭2002特別レポートを配信します。
コンサートレヴュー、レポートなど適宜掲載します。ご期待ください。


[ 2002.7.26 ]

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