<シンポジウム>
宇宙・音楽・心

■?日時 : 7月17日(日)15:00開演
■?会場 : 日本科学未来館 みらいCANホール (→地図)
■?チケット : \2,000
※同じチケットで<コンサート>星くずコンサート(同日17:30よりシンボルゾーンにて開催)にもご参加いただけます


宇宙と人間、生命、芸術とのかかわりを多彩なパネリストたちが解き明かす

現代科学の最先端から「生命」とは何かを問いつづける「生命誌」の研究者・中村桂子。宇宙の根源的性質である「ゆらぎ」の研究で知られ、科学と芸術とを結ぶ理論物理学者・佐治晴夫。仏教思想を中心に日本人の心を見つめてきた宗教学者・山折哲雄。そして日本の伝統楽器「笙」奏者の宮田まゆみ、「アジア」をテーマに創作してきた作曲家の西村朗らが、「宇宙・音楽・心」を語り合います。



プレ・トーク
- 中村桂子 (生命誌)
- 宮田まゆみ (笙)

シンポジウム
- 佐治晴夫 (理論物理学・宇宙論)
- 西村 朗 (作曲家)
- 山折哲雄 (宗教学・思想史)
- 司会:中村桂子





4月21日(木)10:00a.m. 発売
\2,000
※同じチケットで<コンサート>星くずコンサート(同日17:30よりシンボルゾーンにて開催)にもご参加いただけます







【中村桂子】
JT生命誌研究館館長。東京都出身。1936年生。理学博士。東京大学理学部化学科卒。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。1993年-2002年3月までJT生命誌研究館副館長。


【宮田まゆみ】
国立音楽大学ピアノ科卒業後、雅楽を学ぶ。東洋の伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者。古典雅楽はもとより、武満徹、ジョン・ケージなど現代作品の初演も数多く、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ、シャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック、ウラディーミル・アシュケナージ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団ほか国内外のトップオーケストラと数多く共演。加えて、ヘルムート・ラッヘンマン作曲のオペラへの出演、ルツェルン音楽祭をはじめとする各国の音楽祭への参加、ウィーン、ニューヨーク、ミラノなどでのリサイタルと幅広く活躍している。2004年8月にはタングルウッド音楽祭にて、再び小澤征爾と共演。2005年2月には文化庁文化交流使として、ギリシャ、イタリア、フランス、ドイツ、ルクセンブルクでコンサート、ワークショップを行った。


【佐治晴夫】
1935年東京生まれ。理学博士。立教大学、東京大学で基礎数学・理論物理学を学んだ後、東京大学物性研究所、松下技研、NASA特別研究官、玉川大学学術研究所天文学教育センター教授、県立宮城大学教授などを経て、現在鈴鹿国際大学・短期大学部学長。量子論的「無」のゆらぎからの宇宙創生理論で知られる。宇宙の根源的性質である「ゆらぎ」を扇風機などの家電製品に応用。また科学と芸術との学際的新分野「数理芸術学」を提唱し、宇宙研究を平和研究の一部として位置づけるリベラル・アーツ教育にも力を注ぐ。『宇宙の不思議』『宇宙のゆらぎ・人生のフラクタル』など一般向けの著書も多数。


【西村 朗】
大阪市に生まれる。東京芸術大学及び同大学院に学ぶ。日本音楽コンクール作曲部門第1位(1974)、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞(1977・ブリュッセル)、ルイジ・ダルッラピッコラ作曲賞(1977・ミラノ)、尾高賞(1988・1992・1993)、中島健蔵音楽賞(1990)、京都音楽賞[実践部門賞](1991)、日本現代芸術振興賞(1994)、エクソンモービル音楽賞(2001)等、第3回別宮賞(2002)等を受賞。また、2002年度芸術祭大賞に「アルディッティSQプレイズ西村朗『西村朗作品集5』」が選ばれる。現在、東京音楽大学教授、(社)日本作曲家協議会理事の他、2000年より大阪いずみホールのレジデントオーケストラ、いずみシンフォニエッタ大阪の音楽監修を務めている。


【山折哲雄】
昭和6年5月、アメリカ合衆国サンフランシスコに生まれる。東北大学文学部印度哲学科卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、白鳳女子短期大学長、京都造形芸術大学大学院長を経て、現在国際日本文化研究センター所長。
仏教を中心とした日本の宗教思想史および日本人の基層信仰を対象とした宗教文化論の研究に長年取り組み、その学問的業績は学界のみならず一般社会にも広く知られている。
また、著書に『霊と肉』、『臨死の思想』、『みやびの深層』、『日本人の宗教感覚』、『近代日本人の美意識』、『愛欲の精神史』など多数あるが、その著書の中では、常に民衆社会史や民俗学的視点が折り込まれ、専門分野である宗教学の内にはとどまらず、古代史などの歴史学や民俗学、文化人類学、国文学など隣接の諸学会に幅広く刺激や影響を与えている。



* 未就学児のご入場はご遠慮下さい。(7/17 日本科学未来館、7/20 サントリーホールを除く)
* やむを得ぬ事情により、出演者、曲目、演目など変更となる場合がございます。あらかじめご了承下さい。





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