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■ 企画構成 |
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石井眞木/江戸京子/船山 隆
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■ 期間 |
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1985年7月4日〜1985年7月24日
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【企画趣旨】 私たちが音楽祭の開催を企画いたしましたのは、単に世界的な音楽都市の東京にふさわしい音楽祭が存在しなかっただけではなく、東京に音楽家と聴衆の真の交流の場としての音楽祭が存在しないからです。私たちは、この音楽祭の発想の段階から、いつも音楽家と聴衆のことを考えつづけてまいりました。 この音楽祭の企画・構成にあたって、私たちは、音楽をの対象としてではなく、何よりもまずの形として捉えようとしました。そのために私たちは、第1回にというテーマをかかげ、伝統と新しい時代の音楽のあり方をその根底から考えなおすことにしました。このフェスティヴァルのプログラミングの意図は、20世紀初頭におけるの重要な作曲家クロード・ドビュッシーを中軸として、その前後の時代のの音楽を対比させることです。 また、こうした多彩なプログラムのコンサートと平行して、テーマにそったレクチャー、シンポジウム、展示会を開催し、問題を多面的・多角的に掘り下げます。私たちは、この音楽祭が、私たちの国の21世紀の音楽文化のあり方を探索する場になることを希求しています。
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