■ 企画 アリオン音楽財団
■ 企画構成 高橋悠治/野本由紀夫/星川京児/三宅幸夫/谷戸基岩/渡辺 裕
■ 期間 1999年6月29日〜1999年7月27日
■ 撮影 竹原伸治

【企画趣旨】  音楽は、演奏という営みを通じてこそ具現化されるということを、私たちは当たり前のこととして見過ごしてはいないでしょうか。空気のようなものとして見過ごされがちであった"演奏"、つまり多種多様なかたちの鳴り響きを、あらためて問い直してみようというのが、今回のテーマです。
創作現場の作曲家にとって、作品を生かすも殺すも演奏次第であるので、演奏の領域は、創造的要因として重大な関心事となります。聴き手から見れば、演奏とは、演奏家の身振りや妙技の"華(はな)"を共有する至福の瞬間に垣間見る、作品のたったひとつの窓の役目をしているのです。
演奏は演奏家の生業(なりわい)でもあります。生活の一部としての、例えば儀式や宴、街角の演奏も、生活者の"業(わざ)"といえるでしょう。また、長い歳月を経て伝えられてきた、芸能を含む伝統音楽の演奏は、訓練によって鍛え上げられた身体による、技と叡知の発露としての"藝(げい)"を自ら備えています。
個性的な巨匠たち、暮らしに根ざした生命力溢れる民俗芸能、楽器の新しい可能性を求め多様な響きを拓いている東西の名人たちの演奏を通して、演奏の本質としての「華・業・藝」と、最先端の演奏の冒険との交錯が鮮烈に浮かび上がるでしょう。そこに、演奏の創造性と、その根源的な魅力のありかを探りたいと思います。

アファナシェフ&ベレゾフスキー ピアノの競演

バリ島のチャクプン

王子ティメー?クンデンの物語




・アファナシエフ&ベレゾフスキー ピアノの競演
秋山和慶(指揮) 東京交響楽団 ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ) ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)  

・木ノ脇道元 フルート・パフォーマンス
木ノ脇道元(フルート)  菊地秀雄(クラリネット)  甲斐史子(ヴァイオリン)  岩永知樹(チェロ)  神田佳子(パーカッション)  新垣 隆(ピアノ)  川島素晴(指揮/プリペアド・ピアノ) 

・演奏と創造
[パネリスト]ヴァレリー・アファナシエフ(ピアニスト)  ホワン・ビョンキ(カヤグム奏者)  高橋悠治(作曲家)  [司会]浅田 彰 

・アファナシエフの音楽劇《クライスレリアーナ》
ヴァレリー・アファナシエフ(作・演出・出演・ピアノ) 

・秋吉敏子 ジャズを生きる
秋吉敏子(ピアノ) 

・王子ティメー・クンデンの物語
TIPA (Tibetan Institute of Performing Arts)  

・超絶のジプシー・ヴァイオリン ラカトシュ・アンサンブル
ラカトシュ・アンサンブル 

・ロシアの俊英トリオ−レーピン/ヤブロンスキー/ベレゾフスキー
ワディム・レーピン(ヴァイオリン)  ドミトリー・ヤブロンスキー(チェロ)  ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)  

・山下和仁のタンスマン個展:ギター作品集
山下和仁(ギター) 

・カヤグムの至宝 ホワン・ビョンキ リサイタル
ホワン・ビョンキ(カヤグム)  ホン・ジョンジン(テグム・タンソ)  ユン・インスク(歌)  キム・ジョンス(チャンゴ) 

・蘇るヨーロッパ中世の古楽器 ハーディ・ガーディの一千年
ヴィエリスティック・オーケストラ  

・和谷泰扶 ハーモニカ万華鏡
和谷泰扶(ハーモニカ)  野平一郎(ピアノ)  松原勝也  桑田 穣(ヴァイオリン)  篠崎友美(ヴィオラ)  菊地知也(チェロ)  


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