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■ 企画 |
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アリオン音楽財団
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■ 監修 |
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鈴木裕之/川田順造/谷本一之/許可/小柴はるみ
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■ 期間 |
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2001年7月9日〜2001年7月30日
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■ 撮影 |
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竹原伸治
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【企画趣旨】 声は、昔から文字をもたない民族にとっては、他者へのメッセージとしての大切な手段でした。それは時には呪術的な祈り、心の癒し、神への敬虔な祈り、婚礼の祝い、求婚、戦いや弔いの表意、労働のかけ声だでした。それらの声が歌となり音楽となり詩となったのです。時代と文化圏を異にするひとびとが、声を使って何を語りかけ、何を伝えようとしてきたのでしょうか。今回は、音楽の根源としての声の多様な可能性を拾い上げてみることにしました。
ロシアの大地の声を体現するポクロフスキー・アンサンブル、韓国の魂の叫びを籠めたパンソリ、西アフリカの魔術的魅惑をたたえた英雄叙事詩の語り、シルクロードの不思議な声の旅、トルコの神秘に満ちた祈りの声、日本の伝統音楽の選りすぐりの声、ヨーロッパの伝統歌唱法の粋、ベルカント唱法など、声の万華鏡をお楽しみ頂きます。
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